約6カ月間で比較的多くいただいたご質問を「勉強会に関する質問」「トレードに関する質問」「証券会社に関する質問」に分けて、回答させていただきます。
ー勉強会に関する質問ー
Q.Aikaさんが運営されている勉強会に参加を思案しているのですが、配信の銘柄は金相場オンリーでしょうか?個人的に金相場は怪奇的な値動きをするイメージがあり恐ろしくて手が出せない感覚に陥っています。他の銘柄(ユーロドルやドル円)の配信を希望したいのですが可能でしょうか
A. 稀にクロス円やドルストレート関連の考察やシナリオを配信することがありますが、基本的にはxauusd一択の配信となっております。xauusdは他の銘柄と比較して圧倒的にボラティリティが高いため、見慣れていない方からすると怖い銘柄というイメージが浸透しているようですね。相場状況によりけりですが、個人的にはxauusdほどテクニカル分析のしやすい銘柄はないと考えています。
Q.TwitterでAikaさんの存在を知ってツイートを数件確認してフォローした者です。今日は気になる点があって失礼を承知でDM送らせてもらいました。さっそくなんですが、なぜ有料コミュニティを開始されたんですか?個人的な意見になって申し訳ないのですがノウハウや手法公開系の自称プロトレーダーが多すぎて誰も信じれない状態です。素直な意見を言いますと無料で有料級の情報を公開されているので、有料の勉強会なら尚更凄いのかと思いつつも自称プロトレーダーに引っかかりたくない心理が喧嘩し合っている模様です。
A. 勉強会を開始させた1番の理由は、相場の楽しさを1人でも多くの方に伝えたいということ、そして専業トレーダーになりたい方を1人でも多く増やして独り立ちしてほしいというのが開催させた理由となっています。実際に勉強会を卒業された会員様のなかで専業になられた方は数多くいらっしゃいますので、卒業生の方の許可を頂ければそちらのお声も後日掲載させて頂きます。
ートレードに関する質問ー
Q.なぜ、xauusdばかりを取引しているのですか?他の通貨は取引しないんですか?
A. 1番の理由はボラティリティが高いためです。値幅のボリュームがあるぶん、比較的大きなpipsを切り取れるので好んでxauusdを取引しています。他の銘柄(クロス円等)も期待値や優位性があれば取引をすることがありますが数ヶ月に数回程度しか取引していません。
Q.今の手法にたどり着くまでに、歩んでこられた道のり(今の手法以外に実施してきた手法や苦節された期間やブレイクスルーされたキッカケ等できるだけ細かく)お伺いしたいです。
A. 師匠に出会うまでは為替や株の世界は地政学的要因で動くものだという認識がありましたので、ファンダメンタルズ系のアナリストのコラムやYouTubeを興味本位で見たりしていました。Bloombergも読むようにはしていましたが3日坊主で終わっています。手法という表現が合っているのかは分かりませんが、師に教えてもらった為替の原理原則を活用したテクニカル分析が今の手法のベースになっています。学んで2年目3年目の兼業時代は睡眠時間を削ってチャートを見ていたのでその期間は体力的にいちばん辛かったです。テクニカル分析で最初にぶつかった壁はエリオットのカウントの仕方です。エリオットのカウントを正確にできるようになるまで何度も反復して検証しました。今となっては、もっと早くにエクスパンションを活用しておけば苦労することはなかったのになと思っています。
Q.朝方まで起きておられることが多そうですが、ショートスリーパーですか?
A. NY時間から取引することが多いので、どうしても昼夜逆転してしまう生活リズムになっています。睡眠時間は少なくてもなんとかなるのですが、どうしても週末は疲れが出てくるのでいつもより多めの睡眠を取るようにしています。
Q.Aikaさんが師事している方はネット上でも有名な方ですか?お師匠さんと出会われたきっかけ等などお聞きしたいです。
A. 私の師匠はネットは利用していません。学生時代に当時勤めていたアルバイト先の上司がトレードをしていて紹介して頂きました。
Q.考察や環境認識をする上で、やってはいけない禁忌事項等があれば教えていただきたいのですが、なにかありますか?
A. テクニカル分析の基礎基本となる正しいライン引きが出来ていれば必然的に正しい考察や環境認識ができるようになります。なので、間違ったライン引きや意味のない値動きにたいしてラインを引っ張っることがないようにトレーニングする必要があります。私が日頃から実践している環境認識は、出来るだけ大きな足(月足や週足)からライン引きをして、最後に下位足に落とし込んでいくやり方です。また、チャートパターンやダウ理論などの重要な理論や原理を理解していないと具体的な立ち回り方やシナリオ構築ができないため、そちらも理解しておく必要があります。
Q.大きなトレンドに乗っかるために日頃から意識されている点などはありますか?
A. 上位足での環境認識はもちろんのこと、どこの節目で抵抗要素や支持要素が発生するのかを常に注視しています。個人的に必須となっている分析ツールはフィボナッチエクスパンションです。エクスパンションを意味のある値動きに引っ張って節目を抽出(上位足から下位足まで網羅することが大半)しています。
Q. フィボナッチを活用してスキャルピングをしているのですが、毎日コツコツ積み上げてきた利益が、どこかで必ず吹き飛んでしまい損失が増えてきています。このままの状態だと危機的な状況になりそうなのでスタイルをデイトレードやスイングに変えたほうがいいのではと思うようになりました。あいかさんは値幅を大きく取られているのでデイトレだと思うんですがスキャルピングはされてないんですか?されてなければスキャルピングをされていない理由も知りたいです。
A. フィボナッチを活用したスキャルピングは、相場環境によって優位性があるタイミングとそうでないタイミングとに分かれるかと思います。そこにたいして(期待値の優劣)の見極める力が試されますので、安易に波の流れに逆らったフィボの数値だけでの逆張りをしてしまうのは極めてリスクが高いと考えています。個人的にはスキャルピングの定義がよくわからないのですが、数秒や数分までの極めて短い時間での取引で数pips〜数十pips抜き取るというのがスキャルピングであるなら、私はスキャルピングには消極的です。理由としましては、私自身の瞬発力が乏しいということ、損切りと利益確定の根拠がつけにくいということ、取引回数が多くなることによって資金がリスクにさられる頻度が高くなること、これらがネックとなっているため実施していません。
Q.どのくらい勉強すれば勝てるようになりますか?やっぱり数年はかかりますかね。
A. 人によって知的向上心や探究心、学習向上意欲等が異なるため、〇〇時間勉強すれば勝てるようになるという言い方は残念ながらできません。強いて言うなら、儲けたいために頑張るよりもチャートの原理原則をマスターしたいという気持ちを持って頑張るほうが結果的に儲けに繋がる(近道になる)傾向が高いように感じています。あとは資金を儲けたいと思うよりも失いたくないという気持ちが入り口にあるほうが真剣に勉強に打ち込めるようになると思っています。
Q.当方サラリーマンですが、Aika先生のTwitterを拝見させて頂くようになってから片手間でfxで勝てるほど甘い世界ではないことが次第に分かってくるようになりました。自動売買も検討しましたが、中途半端に片足を突っ込んで大火傷をしたくないためツイの内容をキャプチャに保存して何度も見返しております。やはり専業レベルでチャートは常に監視していないといけないのでしょうか?
A. チャートは常に監視しておかないといけないということはないですが、値動きの変化や期待値の優劣を差し図るために相場の流れを事細かに把握しておくことは大きなストロングポイントになります。兼業でも、チャンスポイントが自分で理解できればマーケットに入っていくことができるため常にチャートは監視する必要はないと思います。ただ分かるようになるまでに相当の訓練が必要になるので、それまでは出来るだけチャートを観察しておくのが良いと思います。私は常に相場を見ておきたい派なので1日の大半をチャート監視に充てていることが多いです。
Q.もし、Aikaさんの親友がfxをスタートすると言ったらあいかさんは何て言われますか?以前AIkaさんが仰っていたゼロサムゲームは残酷だという話が頭のなかに残っています、、、
A. 大切な友達がFXをスタートさせたいと言ったら反対すると思います。ただ覚悟があって真剣に向き合っていく感じなら全力でサポートすると思います。言葉が少々過激になってしまいますがFXは資金の奪い合いであるということに変わりはないので中途半端に勉強しても勝てない世界なのは間違いありません。
Q.チャートパターンは多い方がいいですか??相関関係はあまり意識しないほうが良いでしょうか?
A. ありとあらゆるチャートパターン(といっても数十種類程度です)の特性を把握しておく必要があります。相関関係は相場状況次第で意識することもありますが、逆相関だけでトレードするようなことはまずないため、自分の取引する銘柄にたいして集中的にテクニカル分析したうえで補助として逆相関を活用する流れとなっています。
Q.FX下手すぎるのですが、何から勉強すればいいですか?
A. 勉強することは山ほどあるのですが、再現性のある手法の一部として3波を狙ったトレードスキルは身につけておいて絶対に損はないと思います。下記に大まかな手順を紹介しますので良ければご参照ください。(You Tubeでもご紹介しています)
①上位足でトレンドラインを色んな銘柄で毎日、数百本引っ張る(最低でも1h)
②引っ張ったトレンドラインをブレイクした箇所に目を向けて、どんなチャートパターンが生まれているのか確認する
③チャネルラインをトレンドラインと同じように色んな銘柄で毎日、数百本引っ張る(最低でも1h)
④チャネルラインにできた波にたいしてエリオットをカウントする(補助ツールとしてエクスパンションを活用して波の節目も理解すると尚更良いと思います)
①②③④を実施することでエリオットの3波を狙ったトレードが習得できるようになります。様々なチャートパターンがありますが、エリオットの3波狙いだけを愚直に実施するだけで安定したトレードができるようになります。
あとはフィボナッチリトレースメントやエクスパンションを活用しながら、節目として意識されやすい心理的なレートを割り出したうえでのトレードも有効です。(勉強会でリアルタイムに配信しているシナリオ構築でもエクスパンションを多分に活用しています)
Q.お弟子さんを取ることは考えていないでしょうか?
A. 考えていません。恐れ多いですm(_ _)m
Q.株式投資のように、中長期のほったらかし投資でも、利益は期待できるのでしょうか?
A. スイングトレードであれば中長期での利益の拡大化が期待できますが、私はデイトレーダーなので、スイングは実施していません。仮にスイングトレードをするのであれば天井圏での売り玉、底値圏での買い玉を保有するような形(建値SLを駆使するような流れ)をとると思います。
Q.どのような根拠でエントリーされているのか差し支えなければ教えて頂くことは出来ませんでしょうか?
A. エントリーするだけの優位性や根拠が複数揃った箇所でエントリーしています。売り手も買い手もどちらもマーケットに参入するような場面では値幅がとりにくくなるためトレードすることはほとんどありません。私が特に大事にしているのはエクスパンションを活用した節目のレートでのサポレジ転換orレジサポ転換です。その節目でダブルトップや三尊、ダブルボトムや逆三尊が形成されればリスクリワード比率が良くなるので積極的にトレードしています。(20MAなどが抵抗要素となるか支持要素となるのかにも着目しています)
Q.特に勉強されましたポイントはどのような内容でしょうか?
A. 買い手と売り手の損切りポイントが、どのあたりに集まっているのかを把握するためにトレンドラインやチャネルラインを引き、プラスアルファでエクスパンションを活用して優位性がでてくるポイントを抽出していました。
Q.Aika先生は、当時1日のトータル勉強時間はどのくらいでしたでしょうか?
A. 多い時で1日15時間くらいはチャートを監視していました。チャートを長く見れば見るほど良いというわけではないのですが、常にチャートをみておくことで時間帯ごとの値動きの特徴や値幅の作られ方が把握できると思い実施していました。
Q.いつも先生が引いているライン各種は、どのくらいの期間残されていますか?今までに引っ張っていたトレンドラインや水平線を消すタイミングがよくわからず困っています。
A. 何年も前から意識されているライン(ウォルフラインや長期間意識されているダブルボトムのチャネル幅etc..)であれば、基本的に消さずに残しています。あまりに多くのラインがあって分析がしにくくなるのでればラインは最小限の範囲に抑えています。見た目はグチャグチャでも重要なライン引きをしているチャートは保存していますし、見にくく感じるときは新規のチャートで出来るだけシンプルなライン引きを実施しています。
Q.フォロワーが数千人から数万人の影響力がありそうなアカウントは信用しても良いのでしょうか?
A. 私に影響力がそこまでないので恐縮ですが、個人的にはフォロワー数=信用できるという解釈は危険性があると考えています。TwitterやInstagram等での情報がノイズやバイアスになって軸のないブレブレなトレードをするくらいならSNSはやらないほうが良いと思っているくらいです。唯一信用できるのはチャートのみですので、ひたすらチャートと向き合いながら愚直にトレーニングに励んだほうが独力がつくと思っています。
今後の展開として考えていることとしましてはmy fx book等を活用しながらこれまでのトレード履歴をすべて放出させていくような流れ(未決済ポジションも全て公開するような形式)で信用を勝ちとっていきたいと思います。リアルタイムでのmy fx bookは昔に共有していましたがコピートレード等の懸念があったため現在は非公開にしています。勉強会に参加されている方なら、私がどこでエントリーしているのかは大方把握されているかと思いますが、投資助言等には一切抵触したくないためご理解いただければ幸いです。
ー証券会社に関する質問ー
Q.どこの証券口座を使用されていますか?おすすめの証券口座等があれば教えてほしいです。
A.海外の証券口座を複数(3社〜5社)使用しています。それぞれの目的によって使い分けしているので一概には何とも言えないのが素直な感想です。強いて言えばスプレッドが薄い条件下が高水準で維持できる口座(ゼロスプレッド口座や低スプレッド口座)を好んで使っています。taritariなどのキャッシュバックも加味して、通常のスタンダード口座もいくつか使用しています。スプレッドの変動や約定の問題等は取引する上で限りなくマイナスなので、ご自身で幾つかの証券口座を使用されたうえでご判断いただくのが賢明かと考えています。
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